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特集：パソコン豆知識

コラム：LINE（ライン）の基本、活用方法　

2016年9月9日

LINE（ライン）とは、電話番号をもとに多くの方々とつながるコミュニケーションツールです。スマートフォンでの利用が中心ですが、LINE　ID、メールアドレスを登録すれば、タブレットやパソコンからの利用も可能です。LINEは、サービス開始から5年間で、全世界での累計登録ユーザー数が10億人を突破しています。日本でも5000万人以上の登録ユーザーがいるので、プライベートでの使用だけでなく、仕事での使用も増えてきました。お客様の集客の１つのツールとしても活用できるので、多くの企業が集客用ツールとして利用を開始しています。企業の公式アカウントと友だちになると、最新情報のお知らせやクーポン、スタンプカードなどのサービスを利用することができ、お客様側にとっても便利なツールとなります。企業の売上アップに役立つLINEの仕組みを覚えておくことをおすすめします。

　LINEは、スマートフォンの電話番号１つにつき、１つのアカウントを持つことができます。登録された電話番号は、LINEのサーバーで管理され、スマートフォンのアドレス帳に登録された電話番号が照合されて、すでにLINEのユーザーとなっているアカウントがあれば、自動で友だちとしてつながります。自動でつながるのが嫌な場合はアドレス帳を参照されないように設定することも可能です。手動で、相手を自分のスマートフォンに登録する場合には、相手のLINE IDを検索して登録したり、メールで招待、QRコードで登録という方法もあります。面白い機能としては、「ふるふる」という機能があり、お互いにLINEの「ふるふる」機能を起動してスマートフォンを振ると友だち登録できる機能もあります。私もよく利用していますが、とても便利です。自動で相手のスマートフォンに登録されるのが嫌な場合は、設定画面から「友だちへの追加を許可」の設定をOFFにすると、相手に登録されることはありません。

それでは、LINEには、どのような機能があるのでしょうか。
（１）トーク
１対１でメッセージをやり取りできる機能です。メールを送るよりも楽で、相手に伝えたいメッセージを入力して送信するのみで、相手とテンポよくメッセージのやり取りを行うことができます。一番の特徴は、スタンプと呼ばれるイラストを使用することができ、感情を表す場合に文字でなくイラストで表現できるのでタップ一つで相手に伝えることができます。

（２）グループ
3人以上で会話する際に使用します。グループを新規設定することにより、相手を招待して、複数人でトークすることができます。家族や仲の良い友人、会社内でのグループを設定することでメッセージのやり取りを行うことができます。

（３） LINE Out
友だち同士は、無料で通話することができます。友だち以外の携帯電話や固定電話へは有料のLINE Outを利用して通話することができます。

（４）アルバム
写真をアルバムに保存することができ、友だちやグループに公開することができます。写真を共有する場合に便利です。

（５）タイムライン
フェイスブックなどのSNSのように、「友だち」の近況の投稿に「いいね」や「コメント」で交流することができます。

（６）公式アカウント
ショップや美容室、居酒屋等の公式アカウントを登録すると、クーポンやスタンプカードを利用することができます。公式アカウントを取得したい企業は、「LINE＠」に登録が必要です。企業情報、サービス内容、アクセス情報を登録し、お客様に情報提供することができます。クーポン、スタンプカード、トークを利用することができます。

今年から大切なトークだけを保存できる「Keep」という機能が追加されました。「Keep」には、トーク（テキスト）、画像、動画、ボイスメッセージ、ファイルを１GB（ギガバイト）まで保存することができます。自分のプロフィール画面を表示し、「Keep」をタップすると、保存した内容を確認することができるので、大変便利です。

スマートフォン以外に、ウィンドウズやマックのパソコン、iPadでLINEを使用することもできます。パソコン用のLINEソフトウェアをダウンロードし、インストールします。スマートフォンで登録したメールアドレスとパスワードを入力し、PCログイン認証を受けると、パソコンでもトークや通話を利用することができます。LINEを起動しておくと、通知がポップアップで表示されるので便利です。

上記以外にも、様々な機能がありますので、仕事やプライベートに活用していきましょう。

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